
寛文年間(1661年~1667年)頃の絵図を見ると高知城天守右に犬走りがあり、
さらに左上に武者走りと小さく書かれちょります。この犬走りの意味は、現代の
民家にもある犬走りの意味とは違い、他の城や堀に施工されていて、犬走りを
施工することで、崩落を防いだり、整備がしやすく又 石垣からの圧力強度にも
大切で「犬が通れるくらいの小道」として、様々な通路や作業スペースのために
施工されちょります。

また武者走りとは城のまわりの土手の内側に設けた通路。また、天守閣の
各層の外壁の内側に設けられた通路で文字通り戦の時武者が攻撃を受けた
時、ここを走り防ぐ場所。
*古絵図は昭和31年頃 皆山集等を参考に 故吉松靖容氏が写し描いた
物を許可を頂き写し撮ったものです。
👇現在の場所の画像。右上が天守東側の石垣で手前が鉄門跡上から三ノ丸
に行く道、ただ古地図では行き止まりになっちょります。江戸時代後期か
それ以後変更したはず。

マピオンの地図で 犬走りの場所を見る
さらに左上に武者走りと小さく書かれちょります。この犬走りの意味は、現代の
民家にもある犬走りの意味とは違い、他の城や堀に施工されていて、犬走りを
施工することで、崩落を防いだり、整備がしやすく又 石垣からの圧力強度にも
大切で「犬が通れるくらいの小道」として、様々な通路や作業スペースのために
施工されちょります。

また武者走りとは城のまわりの土手の内側に設けた通路。また、天守閣の
各層の外壁の内側に設けられた通路で文字通り戦の時武者が攻撃を受けた
時、ここを走り防ぐ場所。
*古絵図は昭和31年頃 皆山集等を参考に 故吉松靖容氏が写し描いた
物を許可を頂き写し撮ったものです。
👇現在の場所の画像。右上が天守東側の石垣で手前が鉄門跡上から三ノ丸
に行く道、ただ古地図では行き止まりになっちょります。江戸時代後期か
それ以後変更したはず。

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